2013年08月24日
赤穂市立図書館(藤田靖美館長)は、インターネットを経由して無料で電子書籍を貸し出す「電子図書館サービス」を10月から始める。
直接図書館へ行かなくても電子書籍の貸出、返却が可能な電子図書館は休館日を含めて24時間利用できるメリットがある。電子図書館業務で国内最大手の「図書館流通センター」によると、国内11カ所で運用しており(8月22日現在)、兵庫県内の公立図書館では初の導入例という。
窓口で発行されたIDとパスワードを専用サイトで入力し、読みたいタイトルを選択。パソコンやタブレット、スマートフォンなどで2週間閲覧できる。閲覧に必要なソフトは専用サイトから無料でダウンロード。通常の図書館と同様、貸し出し中の書籍は借りられない。
文芸書、ビジネス支援、語学学習など約340タイトルの蔵書数でスタートし、利用傾向を見ながら随時増やしていく方針。一人の利用者が同時に借りられるタイトル数は「3〜5タイトルで検討中」という。同図書館は「ゆくゆくは忠臣蔵関連の希少な史料や、閲覧不可となっている資料なども電子化して公開したい」としている。
サービス導入を前に8月30日(金)から9月1日(日)まで電子図書館を体験できるプレイベントを実施。1階ギャラリーで午前10時〜午後6時(30日は午後1時から、1日は午後5時まで)。また、運用開始までの約1カ月間、約50タイトルでサービスを試行する予定。問い合わせはTel43・0275。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2013年8月24日(2050号)1面 (9,504,988byte)
コメント
民間の電子書籍扱ってるところは 万単位のタイトルそろえているところもある。ニーズと言うならタイトル数を増やさないと色んな人のニーズにこたえられない。利用傾向を見てタイトル増やす と書いてるが利用者が少なく かつ 偏った利用傾向の時はどうするの?どうせやるならもっと真剣にタイトルの数そろえてやってもらいたい。いかに利用してもらうかを真剣に考えてほしい。
投稿:どうして何でも批判と言いきれるのか? 2013年08月30日
「利用傾向を見ながら随時増やしていく方針」ってことなんだから、いいじゃないですか。ニーズのないタイトルにお金を使うほうがよくないと思います。ついでに言うと、赤穂市立図書館は紙の本のお金のかけどころがよくないね。あっ、批判しちゃった。
投稿:何でも批判すればいいってもんじゃないよ 2013年08月29日
失敗を恐れずやんなはれ!賛同します。
投稿:はてな 2013年08月29日
電子図書というか図書館はもともと人類のきずいてきた
英知を未来に引き継ぐものと思っている。ゆえに図書館の
存在意義はその膨大な英知の管理だと思っている。340タイトル
の中から自分の読みたい物を選べと言うのは ある意味 利用者を
なめているのかと思った。何か分野を絞り込んで特化したほうが
よくないか?
投稿:やるからには真剣に 2013年08月28日
なんでもえ〜から市民サービスに繋がるとおもたら、どんどんやったら宜しい。
やりながら、不具合とかも検証していったらえ〜と思うで。
失敗を恐れずやんなはれ。
市政においてもクソほど失敗してきてるんやから、ここから起きる不都合ぐらいどないもないわ。
担当者、頑張れ!!
投稿:何かな? 2013年08月28日
書籍も様変わりし、紙媒体に変わって電子書籍が出てる。
著作権上、全てネット公開されるわけでもなく、この試みは今後必要だと思う。
投稿:著作権保護 2013年08月28日
Googleでなんでも調べる事が出来る時代に340タイトルの
電子図書って 何がしたいの。民間でこの企画 提案したら
社内で立場悪なるで。取材せんといたり なんか気の毒に
なってくる話やわ
投稿:せつない話 2013年08月26日
>通常の図書館と同様、貸し出し中の書籍は借りられない
え?・・・つまり2週間待ちになると?電子図書なのに?ダウンロードできるのか、常時接続なのかも
図書館のサイトには書かれていないようで、これは本当に「便利なサービス」なのでしょうか?
図書館流通センターへの委託かパッケージのサービスだと思われますが
通常の図書管理を上回る膨大な維持費になるのではないかと、コスト面を危惧いたします。
今後、電子図書ならではのサービスの向上や赤穂市内の学校図書・他の電子図書館との連携に
他に無い独自の忠臣蔵関連な資料の追加等々期待したいところです。
投稿:内海 2013年08月26日
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