2013年08月26日
コンビニ強盗を想定して行われた防犯訓練
コンビニ強盗を想定した防犯訓練が26日、加里屋の「セブン−イレブン播州赤穂駅前店」であり、緊急時の対処を確認した。
ピストルとナイフを持った男2人が店に押し入り、店員を脅して売上金を奪って逃げる想定。犯人役は赤穂署員がサングラスをかけて扮した。犯人の逃走車両に店員の1人がカラーボールを投げ、その間に別の店員が警察へ通報。駆けつけた捜査員に犯人の身長や年齢、車のナンバーと逃走方向などを知らせた。
この日は赤穂、相生の同系列3店舗からも約10人が見学。犯人2人の服装や髪型、車両の色など捜査の手がかりとなる事柄について記憶を頼りに用紙に記入した。カラーボールの投てきも練習し、「地面にぶつけて破裂させるように」とコツを学んだ。
逃走車両に向けてカラーボールを投げつけた店員の沖佑輔さん(20)=古浜町=は「あらかじめ言われていても難しかった。日頃から警戒心を持とうと思った」と気を引き締めた。
同署によると、今年に入ってから兵庫県下で14件のコンビニ強盗が発生。同署管内では平成23年9月に刃物を持った男が現金を奪って逃走した事件が起きた。多田明彦・生活安全課長は「強盗は赤穂にも来る、という意識が自分とお客、お店を守ることにつながる」と話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2013年9月7日(2052号)4面 (10,590,750byte)
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