2013年09月13日
新品同様の外観にリニューアルした赤穂海浜公園のサイクルボート
御崎の赤穂海浜公園で来園客に貸し出されているサイクルボートがリニューアル。「お客様に気持ちよく利用してほしい」と再塗装して新品同様の外観に生まれ変わった。
足こぎ式のサイクルボートは昭和62年の開園当時から人気の乗り物。人工湖のボート乗り場で白鳥、パンダ、ジェット機など8種類15隻を貸し出しているが、風雨で塗装がはげ落ちたり、色が薄くなったりしていた。
リニューアルを提案したのは公園スタッフの一人、坂越の岡村敏明さん(63)。5年ほど前まで京都で建築塗装の会社を経営し、ペンキ塗りはお手の物。白、赤、青、黄、黒の5色の耐水性ペンキを調合し、1台ずつ刷毛で塗装した。湖に浮かべたままの作業で、「ボートがふわふわ動くので苦労した」が、7月から月5日ずつの作業で9日に完了した。
「過去に職員で塗り直したときは、こんなに上手く塗れなかった。さすがプロの仕事」と同公園。「きれいになったボートで楽しい思い出を作ってもらえれば」と話している。
サイクルボートは3人または4人乗りで、いずれも20分600円。午前10時から午後3時(土日は夏季は5時、冬季は4時)まで貸し出している。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2013年9月14日(2053号)4面 (10,038,169byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。