赤穂民報

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クルピラが住むアマゾン

2013年09月28日

  • 『ガラシとクルピラ』 ○文/陣内すま ○絵/ヴァンペレーラ ○こどものと世界昔ばなしの旅21 ○福音館書店

    『ガラシとクルピラ』 ○文/陣内すま ○絵/ヴァンペレーラ ○こどものと世界昔ばなしの旅21 ○福音館書店

 アマゾンのジャングルには、クルピラという妖怪が住んでいるというのです。
 クルピラは「むだに きを たおしたり、こどもの どうぶつや、おなかにあかちゃんが いる どうぶつを つかまえようとすると かりの じゃまをする」というのです。
 この教えをアマゾンに住む部族の人々は大切に守ってきました。
 絵本を読み終えて、ふと私たちのくらしぶりを思いかえしてみました。かつて赤穂の山々にもクルピラのような妖怪が住み、むやみに樹木を伐採したり土砂を除去したりさせなかった時代があったのだと思いました。
 そんな中で、自然の恵みに感謝する気持ちがつちかわれたのではないでしょうか。
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 『ガラシとクルピラ』○文/陣内すま○絵/ヴァンペレーラ○こどものと世界昔ばなしの旅21○福音館書店
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」で3000冊を超える蔵書を無料貸し出し。第2・第4土曜日に開館。有年原434。Tel49・2089


絵本で世界を旅しよう ]

掲載紙面(PDF):

2013年9月28日(2055号)4面 (8,467,393byte)


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