赤穂民報

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一つぶのおこめ

2013年10月05日

  • 『1つぶのおこめ〜さんすうのむかしばなし』 ○作/デミ ○訳/さくまゆみこ ○光村教育図書

    『1つぶのおこめ〜さんすうのむかしばなし』 ○作/デミ ○訳/さくまゆみこ ○光村教育図書

 インドのお米の物語だから、てっきり稲作の話だと思っていると、「さんすうのむかしばなし」でした。
 よくばりの王様は、稲が実るころになると、家来にお米を集めさせて蔵にしまい込みました。
 あるとき、ききんがやってきました。しかし、王様は人々に米を分け与えようとしません。そこで、主人公のラーニは、こぼれたお米を王様に返しに来たと言って、そのごほうびに「きょうは一つぶ」「あしたは二つぶ」「あさっては四つぶ」と日を重ねるごとに倍の数のお米をもらう約束をするのです。
 さて、それから30日後には王様の米蔵はどうなったでしょうか。なんともゆかいな物語です。
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『1つぶのおこめ〜さんすうのむかしばなし』○作/デミ○訳/さくまゆみこ○光村教育図書
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」で3000冊を超える蔵書を無料貸し出し。第2・第4土曜日に開館。有年原434。Tel49・2089


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掲載紙面(PDF):

2013年10月5日(2056号)3面 (10,976,534byte)


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