2013年10月18日
実った稲を収穫した高雄小の子どもたち
全校児童が毎年米作り体験に取り組んでいる高雄小学校(有田次秀校長、144人)は18日、学校田の稲刈りを行った。児童らが鎌を手に一株ずつ刈り取り、秋の実りを喜んだ。
今年6月、もち米の「ハリマモチ」を20アール作付け。うち6アールは機械を使わずに児童らが手植えした。心配した害虫の被害はさほどではなく、たわわに実った稲穂が頭を垂れた。
高学年が下級生に鎌の扱いや刃を当てる位置をアドバイス。総合学習として夏場の雑草取りも作業した5年生は刈り取った稲を天日干しする「はぜ掛け」も行った。
収量は前年とほぼ同じ約700キロ程度になる見込み。11月の収穫祭で餅に加工するほか、市内福祉施設や被災地の小学校にも贈る。また、稲わらは今年初めて尾崎の赤穂八幡宮でしめ縄作りの材料に活用される。
2年生の本家あやさん(8)は「鎌の使い方が上手いとほめられてうれしかった。おいしいおもちが楽しみ」と話した。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2013年10月26日(2059号)3面 (8,265,367byte)
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