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「お元気で」最後のマッサージ慰問

2013年10月19日

  • 「つつじ荘」で最後となったマッサージ慰問

    「つつじ荘」で最後となったマッサージ慰問

 来年3月末で閉鎖が決まっている山手町の赤穂市立養護老人ホーム「つつじ荘」をマッサージ師6人が慰問。利用者の肩や腰をもみほぐした。
 赤穂市身体障害者協会盲人部と市視覚障害者協会が毎秋に実施している奉仕行事で今年20回目。マッサージ師と同じ数の利用者6人が施術を希望し、広間で座布団の上で横になった。昨年に続いてマッサージを受けた桃井悦子さん(78)は「最高。上げ下ろしが痛かった腕の調子もよくなりそう」と気持ちよさそうだった。
 同施設は赤字運営と施設老朽化を理由に今年度限りで閉鎖。民間の社会福祉法人が別の場所で引き継ぐ。毎年欠かさず慰問に参加したという尾崎の安井勉さん(65)は「お年寄りが楽しみしてくれているのがうれしかった。施設がなくなるのはさみしいですが、これからも元気でいてほしい」と話していた。


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掲載紙面(PDF):

2013年10月26日(2059号)3面 (8,265,367byte)


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