赤穂民報

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第52回市民文化祭 俳句・短歌入賞者

2013年10月24日

〔俳句兼題=79人395句〕
 ▽市長賞=「日本海夏は親しき色となる」深沢美佐恵(尾崎)
 ▽議長賞=「癒えし身の聡き五感や今朝の秋」齊木富子(元塩町)
 ▽教育委員会賞=「初湯より薔薇色の嬰抱き受ける」小島愛子(塩屋)
 ▽文化協会賞=「母よりも父との記憶夜店の灯」矢野君子(松原町)
 ▽奨励賞=猪谷信子(朝日町)戸部美智代(大津)平井朝子(元塩町)古林衣女(周世)潮海九二子(有年横尾)江端貴世子(尾崎)那波里美(坂越)

〔俳句席題=37人185句〕
 ▽市長賞=「古簾約しさ恥とせぬ暮し」本多芙紗女(大津)
 ▽議長賞=「実石榴や夢ぎっしりと六十路生く」川端正紀(加里屋)
 ▽教育委員会賞=「落葉踏む日和続きの音のして」白井貴佐子(尾崎)
 ▽文化協会賞=「家の中母の居さうな秋日和」奥野美恵子(新田)
 ▽奨励賞=武本敬子(南宮町)廣村鈴美(大町)坂本玖美子(御崎)佐久間貞史(山手町)

〔短歌=32人64首〕
 ▽市長賞=「終戦の年の教え子より届く便りに草刈りいも掘り想う」起塚章子(有年原)
 ▽議長賞=「人も蚊も命は一つと言いし祖母を思い出しつつ寄る蚊を拂う」金治みち子(浜市)
 ▽教育委員会賞=「窓に見る百日紅の紅は死に近き夫が問いたる花よ」鶴亀佐知子(尾崎)
 ▽文化協会賞=「一人居の吾は訪う娘の家へ梨と話題の本携えて」高瀬愛子(正保橋町)
 ▽奨励賞=糸雅紀子(上仮屋北)溝田香代子(高雄)平松康宏(尾崎)箱根知子(加里屋南)堀百合子(折方)


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2013年10月26日(2059号)4面 (8,265,367byte)


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