2013年11月09日
全10校から生徒が集まって元気に歌った第30回赤穂市高齢者大学祭
第30回赤穂市高齢者大学祭が8日、中広の市文化会館ハーモニーホールであり、市内10校が参加。書道や水墨画、陶芸など320点を超える生徒たちの力作が並んだ。
赤穂市の高齢者大学は昭和49年に中央公民館で蓼州学園が誕生したのを皮切りに各公民館で順次開校。4年制で郷土史、健康づくりなどをテーマに月2回の講座で学んでいる。平成2年からはOB向けに1年単位の「千種川カレッジ」が増設され、現在は学園とカレッジを合わせて1147人が在籍している。
年に一度の学園祭は各校がクラブ活動の成果を発表する場。大ホールでは民舞、カラオケ、ハンドベルなどが披露されたほか、節目の開催を記念して各校が学園歌をコーラスした。胸を張って自校の歌を合唱する姿に会場から大きな拍手が送られた。
大学祭実行委員会の委員長を務めた瓦谷隆信さん(76)=千種川カレッジ赤穂校学生会代表=は「ステージに上がったみなさんは若返って見えた。これからも元気に自立した生涯を送るための学習の場として、さらに充実させたい」と話していた。
[ イベント ]
掲載紙面(PDF):
2013年11月16日第1部(2061号)3面 (13,210,052byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。