2013年11月09日
子どもたちが理科に興味を持つ機会として行われた出前授業
高校教諭が小学校で指導する理科の出前授業が高雄小学校(有田次秀校長)でこのほどあり、5・6年生約55人が「木炭電池」を作った。
小学校の指導要領にこだわらず、児童が理科に興味を持つ機会を作ろうと、昨年度に続いて2回目。赤穂高で化学を教える春名良彦教諭(48)が来校し、電流や電気の働きをすでに学習済みの高学年を対象に指導した。
長さ約10センチの備長炭に高濃度食塩水を染み込ませた紙タオルを巻き、さらに炭に触れないように長さを調節したアルミホイルを巻き付けた。炭の端とアルミホイルからリード線を接続すると、電子オルゴールが鳴り、プロペラ付きのモーターが回転。子どもたちが「やった」と声を上げた。
手順を確認し合いながら一人1セットずつ製作。5年生の澗口瑛人君(11)は「教科書で勉強するよりも実験する方が楽しい。簡単な材料で電池ができて、びっくりした」と化学のおもしろさを感じていた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2014年1月1日・第2部(2069号)4面 (8,697,268byte)
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