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1381柱の戦没者を慰霊

2013年11月22日

  • 戦争犠牲者を慰霊した赤穂市戦没者追悼式

    戦争犠牲者を慰霊した赤穂市戦没者追悼式

 赤穂市遺族会主催の戦没者追悼式が22日、中広の市総合福祉会館であり、約120人が出席。祭壇に白菊を捧げ、市出身の戦争犠牲者1381柱を慰霊した。
 式典で遺族会の竹谷政弘会長(72)は「終戦から68年の歳月が過ぎ去ったが、今もなお悲痛な思いが胸に迫る。平和と繁栄が尊い犠牲の上にあることを次の世代へ語り継ぐことが戦没者の御霊を永遠に鎮めることと信じています」などと式辞を述べた。
 9人きょうだいの末っ子で兄4人を太平洋戦争で亡くしたという中広の女性(82)はヘルパーに付き添われ、初めて参列。「やさしくて親孝行な兄たちでした。来年以降も命ある限り、参加したいです」としめやかに話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2014年1月11日(2070号)3面 (9,656,235byte)


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