2013年12月03日
ライトグリーンの5層天守が輝きを放った「幻の天守閣」の試験点灯
12月7日(土)に開幕する「忠臣蔵ウイーク」のシンボル的イベント「幻の天守閣」の試験点灯が3日夜、上仮屋の赤穂城跡本丸で行われ、ライトグリーンのLED電球約3万2000個でかたどった“光の城”が夜空を彩った。7日から赤穂義士祭の14日(土)までの8日間、午後5時〜9時に点灯する。
天守台に建設足場用の鋼管を組み上げた5層天守は地上約28メートルの高さ。最上層の屋根にしゃちほこ、4層目の正面には赤穂藩主だった浅野家の家紋「違い鷹の羽」が輝く。
実際には築かれることのなかった赤穂城の天守閣。同イベントは「義士も夢見たであろう天守閣を平成の世に」と赤穂青年会議所が平成18年に2層建てで作ったのが始まり。回を重ねるごとに階層を増し、昨年からは「忠臣蔵ウイーク実行委員会」が引き継いだ。
同委員会の目木知明委員長(38)=尾崎=は「幻の天守閣は冬の赤穂の風物詩。ボランティアとスポンサーの協力で今年も築くことが出来ました。一人でも多くの人に見てほしい」と話していた。
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2013年12月7日(2065号)1面 (12,079,121byte)
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