2014年01月19日
無事にスピーチを終えて笑顔の受講者のみなさん
赤穂市国際交流協会(AIFA)主催の日本語スピーチ大会が19日、中広の市文化会館で開かれた。同協会の日本語教室に通う外国人が日頃の学習成果を活かして体験談や将来の目標などを話した。
「受講者の励みになれば」と初めて企画。中広の赤松工業でエンジニアとして研修中のベトナム人、グェン・バン・リュエンさん(29)ら来日2〜10年目の4人が出場した。
リュエンさんの同僚で日本での滞在期間があと1年となった同国出身のチュー・クアン・ヒューさん(24)は「残された一年で、さらに多くの知識と技術を身につけたい」としっかりとした口調でスピーチ。オーストラリア出身の外国語指導助手、クリストファー・グッドマンさんは岡山・西大寺の裸祭りに参加したときの思い出をユーモアを交えて語り、笑いを取った。
母国のベトナムで日本語教師になるのが目標のグェン・クアン・コンさん(24)は「初めてたくさんの人の前で話しましたので、緊張しました。もっと日本語がうまくなりたいです」とにっこり。ボランティア講師の一人、塩屋の明神宇志郎さん(76)は「みんな真面目で熱心。今まで以上に彼らの要望に応じた教室にしていきたい」と話していた。
AIFA日本語教室は第2・第4火曜日の午後7時から市役所2階204会議室で開講。受講無料で国籍を問わず参加できる。協会事務局Tel43・6818(市市民対話課)。
[ 社会 ]
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。