2014年01月20日
乳幼児期から思春期にかけての子育てについて語る中井祥博氏
乳幼児期から思春期にかけての子育てをテーマにした母親向けの研修会が20日、中広の赤穂市文化会館であり、揖保川病院副院長の中井祥博氏(55)が講演した。
子育てへのヒントを得る一助にと市地域活動連絡協議会が主催。発達障害や療育に詳しい精神科医の中井氏が「こどもの発達と心理」と題して語った。
中井氏は、乳幼児期に母親への信頼感が培われるかどうかが、その後の対人関係に大きく影響すると指摘。「子どもが困っていることを受け止めることが信頼につながる」と話した。また、思春期にみられる髪型や服装などの変化を「一旦、自分を崩して、主体性を作り上げていく行為」と位置付け、「こうしなさい、と決めつけるのではなく、子どもに添いながら一緒に考えてあげて」と関わり方を説いた。
研修会には母親約80人が参加。小学生と幼稚園児の2児を持つ40代女性は「子どもを育てているといろんなことがありますが、それぞれが成長のステップだと思って受け止めていきたいです」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2014年2月15日(2075号)3面 (9,831,700byte)
コメント
育て方で、子供の将来が、決まる。雑にならないように。
投稿:氏より育ち」 2014年03月01日
家庭環境が大事かと。
投稿:三つ子の魂、百まで 2014年01月24日
親や祖父母が甘やかして育てると 精神面で自立できない子になります。親の背を見て子は育つ。親が自分自身を磨く事。尊敬できる親になる努力をする事。
投稿:還暦 2014年01月22日
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