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命日に義士の遺徳を偲ぶ

2014年02月04日

  • 義士命日に振る舞われたダイコン炊き

    義士命日に振る舞われたダイコン炊き

 赤穂義士の切腹から満311年を迎えた4日、上仮屋の赤穂大石神社で「義士自刃御命日祭」が行われ、境内でダイコン炊きが振る舞われた。
 多くの人に義士の命日を知ってもらいたいと、平成17年から始め今年で10年目。厚切りにした地元産ダイコンを油揚げと一緒にしょう油、みりんで甘辛く煮込み、約1000食を用意した。
 最初の一杯を祭殿に供え、飯尾義明宮司が祝詞を奏上。参拝者は湯気を立てるダイコンを境内で受け取り、おいしそうにほお張った。
 観光に訪れた大阪府松原市の三好スミエさん(63)は「子どもの頃、ドラマで見ていた赤穂浪士たちの命日だったなんて感動です」とダイコン炊きを味わいながら義士を偲んだ。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2014年2月8日(2074号)3面 (9,191,425byte)


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