2014年02月26日
牛乳が入ったペットボトルを振って生バター作りを楽しむ子どもたち
地元産の牛乳を素材にした食育体験が加里屋中洲の赤穂幼稚園(田渕豊子園長、126人)で26日にあり、子どもたちが生バター作りを楽しんだ。
食べ物への感謝の気持ちを培う機会にと父親クラブ「げんこつクラブ」(宮元信幸会長)が主催した。市内の酪農家から提供された生乳約30リットルを加熱処理。500ミリリットルのペットボトルに牛乳200ミリリットルを入れて園児たちに1本ずつ配った。
容器を手に持ち、音楽に合わせてダンス。振動で脂肪分の分離が進むとボトルの中に小さな粒が浮き始め、子どもたちは大喜び。約30分間踊り続けてから中身をざると布でこし、一本につき20グラムほどのバターを取り出せた。
出来たてのバターを延ばしたホットプレートで母親たちがホットケーキを調理。汗びっしょりになるほど一生懸命にボトルを振った年長組の中谷瞭太ちゃん(6)は「牛乳からバターができるなんて魔法みたい」とびっくりしていた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2014年3月15日・第1部(2078号)4面 (9,815,065byte)
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