2014年03月03日
自分たちで栽培した大豆から豆腐を作る子どもたち
学校菜園で栽培した大豆から豆腐を作る体験学習が有年原の原小学校(上山健校長)でこのほどあり、3年生10人が挑戦した。
同校では栽培や調理を通して食について学ぼうと、平成15年度から総合学習で大豆栽培を行っている。今季も前年度の児童から引き継いだ約500グラム分の大豆を6月に種まき。水やりや草抜きの世話をして12月に収穫した。
この日は地元農家からもらった大豆を合わせて約2・4キロをミキサーでペースト状に。布で包んで豆乳を絞り出し、取り分けた紙コップににがりを加えると15分ほどで絹ごし豆腐が出来上がった。
児童たちはさっそく試食。調味料をつけずに豆腐本来の風味を味わった。重しを乗せて水気を取った木綿豆腐と食べ比べ、川上菜々穂さん(9)は「絹ごしは甘みがあった。どっちも味が濃い」と素朴な旨味が気に入った。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2014年3月29日(2081号)3面 (9,307,265byte)
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