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インターハイ剣道女子団体で健闘誓う赤穂3剣士

2008年07月26日

  • インターハイでの活躍が期待される相生産剣道部の=左から=林、久保田、中崎選手

    インターハイでの活躍が期待される相生産剣道部の=左から=林、久保田、中崎選手

 埼玉県で行われる全国高校総体の剣道競技(8月2―4日、越谷市立総合体育館)に相生産が初めて女子団体に出場する。女子部員14人中5人が赤穂出身でうち3人がメンバー入り。予選突破を目標に、調整に余念がない。
 メンバー入りしているのは、先鋒の林明日香選手と控えの中崎翔子選手=赤穂中出=、次鋒の久保田晶選手=赤穂東中出=の3人。いずれも商業科に通う2年生だ。
 6月の県大会では決勝で赤穂と対戦。新チームになってから新人戦、西播予選と2度戦っていずれも敗れた相手に“3度目の正直”で競り勝った。
 選手らは毎朝7時までに登校し、朝練習前に校舎周辺や学校トイレを自主的に清掃。練習メニューも選手らで話し合って決める。
 県大会前には女子部監督の自宅でメンバー7人が合宿。互いを思いやる心がチームワークにつながった。また、今春導入した呼吸法トレーニングが試合で平常心を保つのに役立っているという。
 インターハイについて3選手は「先手を取る相産の剣道を」(林選手)「今までやってきたことを信じてがんばるだけ」(久保田選手)「一番いい状態で戦えるようにバックアップしたい」(中崎選手)とそれぞれ抱負を語った。
 萬福宏充総監督(47)は「勝ち負けを意識せず、その一瞬に集中して力を出し切ってほしい」と選手たちの活躍に期待している。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2008年7月26日(1805号)3面 (8,934,047byte)


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