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高光院殿を追善、三百五十遠忌法要

2014年04月20日

  • 菩提寺の高光寺で営まれた高光院殿三百五十遠忌法要

    菩提寺の高光寺で営まれた高光院殿三百五十遠忌法要

 浅野長直の正室、高光院殿の三百五十遠忌法要が20日、加里屋の日蓮宗・高光寺(三好一行住職)で営まれ、檀家約80人が参列した。
 寺に残る文書によると、赤穂浅野家初代藩主・長直が明暦3年(1657)に本尊を寄進。寛文2年(1662)に大石頼母助と原惣右衛門をつかわし、奥方の菩提寺となるよう仰せつけた。長直夫人はその3年後に江戸で死去。遺髪を同寺に埋葬したと伝えられている。
 遠忌法要は三百遠忌以来、半世紀ぶり。三好住職が赤穂城の築城や塩田開発など長直公の功績と、それを奥方として支えた高光院殿を称え、読経と焼香で追善した。
 高光院殿は初代白河藩主、丹羽長重の娘で名は不詳。同寺の山門を入った右手に墓所がある。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2014年4月26日(2085号)3面 (10,654,336byte)


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