2014年05月15日
一年後の世界選手権出場を目指す代表候補らが鍛練を積む強化訓練講習会
来年5月に東京で開催される剣道の世界選手権へ向けた男子日本代表候補の強化訓練講習会(全日本剣道連盟主催)が15日から加里屋の赤穂市民総合体育館で行われている。
一般の見学も可能で、世界制覇を目指して厳しい鍛練に励む剣士の姿を見ることができる。
日本選手権などで実績のある社会人と大学生の精鋭23選手が参加した。初日はベテラン講師陣の指導で仕掛け技、応じ技などを修練。元立ちに絶え間なく打ち込む掛かり稽古で息が上がるまで追い込んだ。2日目は兵庫県警の特練生との練習試合で実戦経験を積む。
「スポーツ先進都市」を標ぼうする赤穂で全剣連の強化訓練が行われるのは平成21年の女子に続いて2度目。今後も各地で月1回行い、最終的に登録選手10人の「もののふジャパン」を絞り込む。「団体・個人の完全優勝」を至上命題に掲げる代表監督の石田利也八段(52)は「昔から剣道が盛んな赤穂で稽古でき、いい緊張感がある。来年の大会で必ず成果を出せるメンバーを選びたい」と一年後の大会へ照準を合わせていた。
強化訓練は3泊4日の日程で、17日(土)までは同体育館が会場。2階観覧席から見学できる。写真、ビデオ撮影は不可。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2014年5月17日(2087号)4面 (10,345,416byte)
コメント
赤穂の子もたくましくなってほしいです。
投稿:日本男児 2014年05月16日
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