2014年05月22日
全日本選手権でワンツーを決めて日本代表に選ばれた片岡正樹さん(左)と村上博樹さん
赤穂市ペタンク協会に所属する中広の会社員、片岡正樹さん(42)と塩屋の介護施設所長、村上博樹さん(34)が5月31日から2日間、フィリピンで開催されるパンパシフィック(環太平洋)選手権に日本代表として出場する。ともに国際大会は初めてで「日本のレベルの高さを知らしめたい」と意気込んでいる。
ペタンクは、目標となる木製の小球(ビュット)に金属製のボール(重さ約700グラム)を投げ合い、相手より近づけることを競うフランス発祥の球技。シューティングは6メートル以上先のサークル内にあるビュットにボールを当てて円外へ出すなどした得点を競う個人種目で、障害球が置かれる場合もあり、より正確な投球レベルが求められる。
競技歴7年の片岡さんは昨年度のジャパンオープンでトリプルス7位入賞。村上さんは学生時代から15年以上の経験があり、日本選手権トリプルス3位の実力を持っている。このほど京都市内で行われた「第1回全日本シューティング選手権」で1位、2位になり、環太平洋選手権の代表権を勝ち取った。
環太平洋選手権では2人は個人戦のシューティングとチーム戦のトリプルスに出場する。日本チャンピオンとして大会に乗り込む片岡さんは「優勝を目指す」と目標を高く掲げる。「日本代表になるのが夢だった」という村上さんは「いつも通りの練習をして平常心で大会を迎えたい」とはやる気持ちを落ち着かせている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2014年5月24日(2088号)1面 (8,249,825byte)
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