2014年05月30日
県と市が合同で実施した唐船海岸の現地確認
軟弱化した砂浜の暫定対策工事を終えて3年ぶりに海水浴場の再開を今夏予定している御崎の唐船海岸で30日、兵庫県と赤穂市が合同で現地確認を実施。「暫定工事を行った範囲内には、ぬかるみは見られない」とし、7月19日の海開きへ向けて準備を進める方針を決めた。
県西播磨県民局港湾課と市産業観光課の職員計6人が参加。昨年9月から11月にかけて浚渫と覆砂を行った0・8ヘクタールを中心に幅約100メートル、沖合約100メートルのエリアを踏査した。潮の引いた遠浅の砂浜を歩きながら測量用ポールを突き刺して軟弱な箇所がないことを確認。協議の結果、「範囲を限定して海水浴場を開設する」ことで合意した。
今後は事務手続きを経て、立ち入りを制限していたロープの撤去、遊泳範囲を区切るブイの設置を海開きまでに行う。幅約150メートルで開設していた従来に比べて面積は3分の2程度に縮小されるが、市産業観光課の永石一彦課長は「再開を楽しみにしている観光客からの問い合わせもある。安全に遊泳してもらえる海水浴場の開設へ向けて県と協力して準備を進めていきたい」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2014年6月7日(2090号)3面 (9,911,310byte)
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