赤穂民報

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加里屋川のネイチャー写真展

2014年06月08日

  • 展示作品の一つ「Kiss me」

    展示作品の一つ「Kiss me」

 加里屋の加藤利昭さん(81)が自宅近くを流れる加里屋川で野鳥や花などを撮した写真展が6月9日(月)から坂越のギャラリー喫茶「高瀬舟」で始まる。
 定年後に趣味でカメラを始めた加藤さんは県展で3年連続入選するなど入賞・入選歴多数。7年ほど前からは自宅から歩いてすぐの同川で季節の移り変わりを撮り続けてきた。
 両翼を広げて飛び立つサギ、オレンジ色の花が美しく彩る護岸など全紙と四つ切の計22点を出品。アオサギがフナを補食した場面もあり、一瞬のチャンスを捉えた作品が目を引く。
 子どもたちが泳ぎ、ホタルが飛び交っていた時代の加里屋川を懐かしく振り返る加藤さん。80歳を過ぎた昨年までは川に落ちた空き缶やごみを毎日拾っていたといい、人一倍の愛着がある。「加里屋川に関心を持つ人がもっと増えてほしい」と話している。
 7月3日(木)まで午前10時〜午後4時。金土日休み。Tel48・7122


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2014年6月14日(2091号)4面 (8,314,867byte)


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