2014年06月08日
消火栓の取り扱い方法を習った消防訓練
初期消火の手順を覚えようと、坂越の北之町自治会(14世帯)で8日、消火栓を使った消防訓練があり、住民約20人が参加した。
要請を受けた市消防本部が職員2人を派遣。地元消防団からも5人が協力した。
ホース格納庫から取り出した専用バールで路面の鉄ふたを開き、上部がL字型になっているスタンドパイプを設置。長さ20メートルのホースと筒先を結合して開栓すると、勢いよく水が噴き出た。ホースをつなぐ係、筒先を支持する係など役割を交代し、器具の正しい扱い方を練習した。
寺井秀光会長(60)によれば、消火栓を使った訓練は同自治会では十数年ぶり。「訓練していれば住民同士で助け合える。今後も器具の点検を兼ねて実施したい」。指導した原田享(すすむ)司令補(38)は「初期消火できるかどうかは消防隊が到着するまでの数分間にかかっている。ぜひ正しい取り扱いを覚えてほしい」と訓練の意義を強調していた。
消火栓取扱訓練は市消防本部警防課(Tel43・6883)で受け付けている。消火栓の使い方は市ホームページ(ホーム→防災・防犯→消防→予防・啓発→消火器具の使い方)でも写真入りで紹介している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2014年6月14日(2091号)3面 (8,314,867byte)
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