赤穂民報

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種もみから育苗、青々と

2014年06月10日

  • 児童たちが種もみから育てて高さ20センチほどに伸びた水稲苗

    児童たちが種もみから育てて高さ20センチほどに伸びた水稲苗

 高雄小学校(有田次秀校長)の5年生児童が種もみから育てた水稲苗が順調に生長。児童たちは間近になった田植え体験を楽しみにしている。
 同校の稲作体験は30年以上前から続く伝統行事。関係者の話では平成18年度以降、5年生の学習に種もみからの育苗を取り入れている。
 今年も先月28日、5年生児童22人がJAから提供された、もち米「ハリマモチ」の種もみ約1キロを苗床ケースに播種。学校敷地内の温室で5日後に培土から芽が出た。
 最初は白っぽかった幼苗は日に日に青みを増して高さ20センチほどに伸び、9日には温室から日当たりのよい運動場へ搬出。一日2回の水やりをしながら外気に慣らし、6月17日(火)の全校田植えで5年生が手植えする。
 毎日のように育ち具合を観察したという釜増崚君(10)は「思ったよりも早く大きくなって驚いた。田んぼでもどんどん大きくなってほしい」と願いを込めた。


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掲載紙面(PDF):

2014年6月14日(2091号)4面 (8,314,867byte)


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