2014年06月28日
福祉学習の一環で行った車いすバスケットボールの体験教室
障害者スポーツを通して共生社会を目指す心を育もうと、有年中学校(色波亨校長、79人)で26日、車いすバスケットボールの体験教室が開かれた。
車いすバスケットボールチーム「チームWeB」から世界選手権銀メダリストの坂本智さんをはじめ選手3人が来校した。車いすに乗った状態で行うドリブルやパスをレクチャー。模擬試合では車いすを自在に扱って機敏にシュートを決める選手たちに拍手がわいた。
生徒たちも慣れない競技用車いすをどうにか操作して懸命にプレー。得点を奪うと体育館中が沸き立った。3年生の池坂和真君(14)は「障害者との間に線を作ってしまっていたけど、線引きなんて必要ないんだと感じた」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2014年7月5日(2094号)4面 (8,280,724byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。