2014年06月29日
仕掛けのかご網を引き揚げたアナゴ漁体験ツアー
漁船に乗ってアナゴ漁を見学し、獲れたての魚介類を味わう体験ツアー(さこし船岡を良くする会)が28日に坂越湾であり、親子連れなど11人が参加した。
同会は坂越の海に親しんでもらう機会を作りたいと、湾内クルージングやアジ釣りなどを楽しむ日帰りツアーを3年前から毎年実施している。今年も市漁協の協力で漁船2隻を出航。沖合いの計10カ所で前日に仕掛けたかご網を引き揚げた。
体長約30センチのアナゴやカニ、セイゴなどを漁獲。参加者はヌルヌルと滑るアナゴを軍手でつかみ、バケツへ移した。漁港へ戻って天ぷら、唐揚げ、味噌汁に調理して会食。家族4人で参加した上仮屋南の会社員、加藤義典さん(43)は「自分たちで採った魚を食べるのは食育にもいいと思います」と話し、次女の小学4年、陽奈(はるな)さんは「アナゴをつかむのが面白かった。天ぷらはサクサクでおいしい」とほお張った。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2014年7月5日(2094号)3面 (8,280,724byte)
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