2014年07月01日
茅の輪をくぐって無病息災を祈願した「輪越しまつり」
一年の半分にあたる6月30日、残り半年の無病息災と家内安全を祈祷する「輪越しまつり」が赤穂市内の神社でも行われた。
上仮屋の赤穂大石神社(飯尾義明宮司)では、茅(かや)で作られた直径約3メートルの茅の輪(ちのわ)が参道に設置され、午後7時からの大祓式に約150人が参拝した。神職と巫女に続いて「8」の字を描くように茅の輪をくぐり拝殿へ。めいめい柏手を打って祈願した。
飯尾宮司によると青々しい茅は命の再生の象徴で、この日を節目に新たな気持ちで過ごすための願掛けだという。毎年訪れているという加里屋の主婦、富田美穂さん(32)は3世代5人で来社。「いつもと同じく、家族みんなが健康に過ごせるように願いました」と笑顔で参拝していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2014年7月5日(2094号)4面 (8,280,724byte)
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