2008年01月12日
ジャグ ジュルグズ メネン!(新年あけましておめでとうございます)
昨年のJICA「世界の笑顔のために」プログラムでは、ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。大切に活用させていただきます。
キルギスへ来て初めての年越し。私は任地のシャブダン・アタ村でホストファミリーとともに新年を迎えました。
イスラム教なので本来のお正月は3月26日ですが、ロシア人の多い社会であることから、12月31日の夜にも年越しを祝う習慣があります。午前0時になるのに合わせて手持ち花火を打ち上げ、シャンパンで乾杯するのがキルギス流の年越しです。この様子は田舎も首都も変わりはありません。
街灯一つない田舎村のあちこちで鮮やかな花火が上がる幻想的な光景を見ていると、こちらに来てからずっと張り詰めていた気持ちが緩み、何だか不思議な気分になりました。私は打ち上げ花火を持ったまま、ぽけーっと新年を迎えました。
新学期は14日から始まります。 この記事を通して、赤穂で私の活動を気にかけてくださる方がおられましたら、とてもうれしいです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
シズデルゲ デンソールック ジャクシュ ジャショウ(みなさまの健康、いい生活、幸せを願って)。
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▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の25歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。
[ 寛子のキルギス日記 ]
掲載紙面(PDF):
2008年1月12日(1774号)4面 (9,171,542byte)
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