2014年07月20日
泳いで生島を往復した坂越小の海洋訓練
坂越湾で20日、坂越小学校伝統の海洋訓練があり、6年生児童38人が湾に浮かぶ生島との往復約1キロの遠泳に挑戦。「ヨーイコーラ、ドッテンコーラ」と昔ながらの掛け声で励まし合い、全員が“完泳”を果たした。
明治時代の「海上運動会」の流れを汲む同校の海洋訓練は昭和55年に再開して今年で35回目になった。6月中ごろから平泳ぎで長い距離を泳ぐ練習を学校プールで繰り返し、前日は本番と同じ東の浜で特訓した。
児童たちは泳力に応じた4つの班で色違いの鉢巻きをしめ、順番に海へと入った。教師やOB、赤穂高校の水泳部員ら約40人が伴泳。班単位で隊列を組んで生島を目指した。島に一旦上陸して保護者が用意した飴湯で一休み。復路も元気に泳ぎ切った。
「本当に最後まで泳げるか不安があった」という塩本康晟君(11)は「プールよりも体が浮いて楽に泳げた」とにっこり。笠木悠翔君(11)は「伝統を引き継げた。やれば出来ると自信になった。夏休みは宿題と野球を頑張る」と日焼けした顔をほころばせた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2014年7月26日(2097号)3面 (9,222,446byte)
コメント
何でも、バットをふってほしい。振れば、当たる。
投稿:バットを振れ 2014年07月20日
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