2014年07月22日
模擬試合でプレーを披露した女子バドミントン元日本代表の小椋久美子さん
北京五輪女子バドミントン日本代表の小椋久美子さん(31)を招いたスポーツ教室が21日に加里屋の赤穂市民総合体育館であり、高校生から60代まで約150人が技術を教わった。
小椋さんは潮田玲子さんと組んだペアが「オグシオ」の愛称で親しまれ、世界選手権銅メダル、全日本選手権5連覇など輝かしい戦績を残した。東備西播定住自立圏の「トップアスリート招聘イベント」で招かれ、参加者と別に約70人が観客席から見学した。
大きく山なりに打ち返すクリアやレシーブなど実技を見せながら基本の打ち方を解説。習熟度ごとに参加者が分かれたコート6面を順番に回り、ラリーにも胸を貸した。赤穂バドミントン協会の男子ペアとの模擬試合では角度を付けた的確な切り返しや打点の高いスマッシュを披露。シャトルを打ち込む音の鋭さにどよめきの声が上がった。
北京オリンピックで小椋さんをテレビで応援したという黒崎町の冨田晴子さん(46)は「スマッシュの角度がすごい。一緒にプレーできて感激」と憧れのまなざし。小椋さんは「バドミントンは生涯スポーツ。長く楽しんで」と話した。
今年度のトップアスリート招聘イベントは8月と10月にも次の日程で行われる。いずれも見学自由。
▽バレーボール教室=8月13日(水)14時〜16時半、備前市総合運動公園体育館。Vリーグ「サントリーサンバーズ」から選手2人を招く。参加募集終了。Tel0869・63・3813(備前市教委スポーツ振興係)。
▽柔道教室=10月5日(日)10時〜13時、上郡町スポーツセンター。講師はロンドン五輪日本代表の穴井隆将さんと杉本美香さん。小中高生150人を募集(募集開始時期未定)。Tel52・4433(上郡町スポーツセンター)。
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掲載紙面(PDF):
2014年7月26日(2097号)3面 (9,222,446byte)
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