2014年08月15日
巨人に在籍していた当時の塩崎正人さん=実弟の冨田洋二さん提供
赤穂から初めてプロ野球選手となった元巨人投手の塩崎正人さんが7月31日、誤嚥性肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。83歳だった。
赤穂高校1回生の塩崎さんは高校時代に野球部でエース。速球を見込まれて昭和23年、高校卒業と同時に巨人軍へ入団し、赤穂市出身のプロ野球選手第1号となった。川上哲治、千葉茂、青田昇らとともに4年間プレー。2年目にはリーグ優勝の美酒を一軍で味わった。
プロを退団した後は実業団のコロムビア、明治座で引き続きピッチャーとして活躍。引退後は会社更生法の適用を受けていたプラスチック加工会社「東和化学工業」(現本社・東京都葛飾区)の社長に就任して経営を再建。経済人としても手腕を発揮した。
掲載紙面(PDF):
2014年8月23日(2100号)3面 (8,451,695byte)
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