2014年08月27日
豪雨被災の丹波町で堆積した土砂を運び出す市民ボランティア=赤穂市社会福祉協議会提供
今月16日の集中豪雨で大きな被害を受けた丹波市へ災害救援ボランティアを派遣しようと、赤穂市と相生市の社会福祉協議会は26日、日帰りの貸し切りバスを運行。両市から22人が現地へ向かった。
丹波市のまとめでは、豪雨災害による死傷者は4人、全壊から床下浸水まで1500棟近い建物被害が発生した。両市社協はボランティアが手薄になりがちな平日に救援活動を行おうと参加者を募集。18〜75歳の22人が参加した。
一行は、特に被害の大きかった市島町に入り、大森地区の民家7軒で家屋の泥出しや片付け作業に従事した。床下に堆積した粘土質の泥をスコップでかき出し、床にこびりついた土をコテで削り取るなど約5時間の活動を行った。
初めて災害ボランティアに参加したという三樋町の会社員、金井貴子さん(54)は「現地の方にお礼を言われたとき、役に立てたんだと感じてうれしかった」と話していた。
赤穂市職員互助会も23日、18人が丹波市内へ入り、竹田地区で泥出しや雑巾掛けなどのボランティア活動を行った。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2014年8月30日(2101号)3面 (11,078,016byte)
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