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大津のブドウ園、爽やかな甘さ旬

2014年08月30日

  • 旬を迎え、おいしそうに実ったブドウ畑

    旬を迎え、おいしそうに実ったブドウ畑

 親子2代60年以上続く大津の「大口ぶどう畑」が今季の収穫最盛期を迎えている。両親から引き継いで15年ほどになる大口吉博さん(66)は「天候不順で育てるのに苦労したが、良い味に仕上がった」と出荷作業に忙しい。
 日当たりの良い約10アールの畑で4品種計50本を栽培。吉博さんの代になって新たに植えた株もりっぱに育ち、良い実を付けるようになったという。
 収穫はお盆の時期に始まり、現在は大粒で糖度の高い「藤稔」、皮ごと食べられる爽やかな甘さの「シャインマスカット」が旬。9月からは果汁たっぷりの「ベリーA」も出荷する。
 「一番おいしい状態で食べてほしい」と完熟した房のみを早朝に摘み取るため、一日に出荷できる量は多くても80房ほど。大口さんは「丹精込めて育てたブドウを味わって」と話している。
 安養寺前の直売所で午前8時半〜正午、1ケース(2キロ)1800円〜3800円で販売。前日までに要予約。Tel090・5250・7422


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2014年8月30日(2101号)4面 (11,078,016byte)


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