2014年09月01日
保育士資格所持者が赤ちゃんを抱っこするわらべ歌などを学んだ研修会
資格を持ちながら保育所で働いていない「潜在保育士」の就労を促そうと、仕事のやりがいや実技などを伝える研修会がこのほどあり、20〜60代の有資格者17人が参加した。
子育て支援事業の一環で赤穂市教委が3回シリーズで主催する2回目。保育所の役割や仕事内容を学んだ初回に続き、この日は市内で働く現役保育士4人から職場の雰囲気を聴くとともに、手作り教材の作り方や情操教育に役立つ歌遊びなど実技を学んだ。
短大保育科を卒業後に10年前まで子ども服店で働き、保育士としては就労経験がない折方のパート従業員、塩田麻美子さん(41)は「子どもたちから元気をもらっています、と現役の方が話されているのを聞き、明るいイメージが湧きました」と笑顔だった。
市教委は「研修会で就労への不安や心配を取り除き、一歩踏み出すきっかけになれば」と期待している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2014年9月6日(2102号)4面 (13,020,641byte)
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