2008年08月07日
作品集「やきものの詩」を発刊した西川昭五さん
塩屋・高山でみかん園を営むかたわら、詩作と陶芸をライフワークとしている西川昭五さん(81)が作品集「やきものの詩」(A5判、121頁)をこのほど発刊した。
所属する文学グループ「青穂」がかつて毎年開催していた作品展のために詩作、焼成したものを中心に収録。タイトルもその作品展と同名とした。
第1部「十二支」は「虎と兵隊」「贋作ムンクの吠猿」などその年の干支にちなんだ22篇。第2部「心象風景」で磁器、陶板などの作品を写真で紹介し、最終部「やきものの詩」で7篇を収録している。
「どれも思い入れの強い作品ばかり」と西川さん。交流のある詩人松尾茂夫は「生活者の基盤たる大地をしっかり踏まえ、思索をつづけた作者・西川昭五の人間としての全身像がある」との評を寄せている。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2008年8月9日(1807号)1面 (7,668,174byte)
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