2014年09月23日
大規模林野火災を想定した赤穂市消防団による消火訓練
赤穂市消防団の全15個分団を招集した大規模火災防御訓練が21日に周世の「赤穂ふれあいの森」であり、山火事を想定したホース延長や放水を訓練した。
火の不始末により林道脇から延焼した炎が民家に迫っているという想定。消防本部職員、地域住民を含む約330人が参加した。各分団は指揮本部の無線指示に従い、ポンプ車15台をホースで連結。有年横尾の陰山池を水源に延長約3キロ、高低差約100メートルを中継送水した。女性団員による炊き出し、重さ約20キロ分の水を背負って残火処理するジェットシューター隊の訓練も行った。
木津で今年5月に発生した大規模林野火災で課題が明らかになったデジタル無線を使った情報伝達、老朽化や摩擦で破損したホース交換についても重点。第6分団の粟井俊明分団長(49)=尾崎=は「簡潔で明瞭な情報伝達ができた」と改善に手応えを感じていた。
消防団では全分団参加の訓練を今後も4年に一度実施する予定にしている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2014年10月4日(2106号)4面 (10,753,835byte)
コメント
成功???まだまだ問題は多い!
投稿:火消し 2014年09月24日
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