2014年09月27日
水生生物調査で熱心に生き物を探す子どもたち
千種川流域のライオンズクラブ(LC)6団体が共同で年1回行う水生生物調査で、赤穂LC(金礪正和会長)は27日に市内6カ所で調査を実施。地元の小学生とともにトビケラやタニシなど水質判定の指標となる生き物を採集した。同クラブは調査結果をまとめた冊子を来春までに発行する予定だ。
今回で42回目。当初予定していた9月上旬の実施が大雨で延期になり、例年より3週間遅い調査となった。
赤穂市内の調査地点は昨年と同じく有年橋、高雄、加里屋川など6カ所で、小学生約55人とLCメンバーと教諭計約35人が参加した。大津の大津川では小学生10人が川底の石をめくったり、網で浅瀬をすくったりして水生生物を探し求めた。
「川で生き物を探すのはおもしろそう」と初めて参加した塩屋の小学4年、山谷有澄(あると)君(10)は「自分の見たことのない虫を見つけた。顕微鏡で観察して、名前や種類を調べたい」と市民会館で行う同定作業も楽しみにしていた。
掲載紙面(PDF):
2014年10月4日(2106号)4面 (10,753,835byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。