2014年10月13日
樫本大進さんら一流演奏家たちがステージを披露した国際音楽祭
赤穂ゆかりの世界的ヴァイオリニストでベルリンフィルハーモニー管弦楽団第一コンサートマスターの樫本大進さん(35)が音楽監督を務める「ル・ポン国際音楽祭2014」が13日に中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールで開幕。台風19号が接近する中を集まった観客を前に樫本さんらが一流の演奏を披露した。
ステージは予定通り午後4時にヴァイオリン、チェロとピアノの三重奏で開演。それぞれの楽器が織りなす心地良いハーモニーが大ホールに響いた。休憩をはさみ、後半2曲は樫本さんが登場。調和のとれた演奏にひときわ大きな拍手が送られた。
この日のチケットは完売していたが、台風の影響で入場者数は約570人にとどまり、ホールの約半分が空席となった。JRが運休した中、車で来場したという姫路市北条の近藤綾美さん(47)は「どうしても聴きたかったので家族に送ってもらいました。音質が豊かで、やっぱり聴きに来てよかった」と満足そうに話した。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2014年10月18日(2108号)3面 (11,044,737byte)
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