2014年10月21日
今年も坂越沖で始まった冬の味覚、カキの水揚げ
県下随一の品質を誇る赤穂産カキの水揚げが20日から坂越沖で始まった。今月中には福浦沖でもスタートし、来春まで約600トン(むき身換算)の出荷を見込む。
市漁協によると、今シーズンは坂越沖で15業者、福浦沖で2業者が操業。広島、岡山から仕入れた種カキを合計165台の養殖いかだ(縦9メートル、横25メートル)にロープで吊している。
当初は今月14日の解禁を予定していたが、台風被害を避けるためのいかだの移動が続いた分、6日間遅らせた。これから海水温が下がるにつれて、どんどん身入りが良くなっていく。
坂越港では連日早朝からクレーン船が出漁。殻付きカキを甲板に山積みして次々と戻り、ベルトコンベアで加工場に陸揚げしていた。
水揚げされたカキは主に京阪神、関東方面へ出荷されるほか、赤穂市内のスーパーでも並んでいる。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2014年10月25日(2109号)4面 (11,881,205byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。