2008年08月08日
22年間に及ぶ交通立番で本部長感謝状を贈られた赤松良平さん
長年にわたる交通立番で子どもたちを事故から守ってきた功労を称え、大津の赤松良平さん(79)に23日、兵庫県警察本部から本部長感謝状が授与された。
赤松さんが山陽道赤穂インターチェンジ近くの船戸橋北詰交差点で立番を始めたのは定年退職後の57歳のとき。当時は信号も横断歩道もなく、登校中の子どもたちは車が行き交う県道を危なっかしく渡っていたという。
毎朝7時から約1時間、小旗を手に黄色の帽子をかぶり交差点に。夏休み中も学校に登校日を確認して立番。昨年末までの22年間、無事故で子どもたちを登校させた。
現在も毎月1日と15日には同じ場所で交通指導。「朝、子どもたちの笑顔を見るのが楽しみ」と赤松さん。「『ありがとう』と言われると何ともいえない気持ちになる」と微笑む。
本部長感謝状は交通安全や捜査協力などに功績のあった市民に贈られ、最近5年間の赤穂市関係では赤松さんで3人目。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2008年8月9日(1808号)1面 (6,990,437byte)
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