2008年08月08日
発足を間近に控えた浮田孝昭さん=右端=ら「赤穂笛の会 羽音色」の中心メンバー
赤穂市内のフルート愛好家らがアンサンブルを楽しもうと、同好会の発足を準備している。フルート単一の同好会は珍しく、発足に向けて会員を募集中。8月18日(月)午後7時から市文化会館(ハーモニーホール)第2練習室で第1回練習会を予定している。
発起人はフルートが趣味の団体職員、福田弥生さん(48)=塩屋=。今春始まった「ハーモニー吹奏楽教室」に参加したところ、フルート経験者の姿をちらほら見かけた。
「もしかしてけっこう愛好者がいるのでは」と思いつき、フルート歴20年の元会社員、浮田孝昭さん(67)に協力を呼びかけ、準備を進めてきた。
口コミで会員を募集したところ、高校生からシニアまですでに15人が入会希望。相生ウインドアンサンブルのフルート奏者、平田洋一さん(51)がコーチを兼ねてメンバーに加わってくれることになった。
会の名称は「赤穂笛の会 羽音色(はねいろ)」。「羽毛が天から舞い降りるようなやわらかな音色を奏でたい」との思いを込めた。
当面は市文化会館で月3〜4回程度の練習を開き、来春のロビーコンサート開催を目指す。また、福祉施設などへの出張演奏も積極的に行っていく予定。
「音色の和だけでなく、人の和を大切にするサークルにしたい」と福田さん。会長を引き受けた浮田さんも「メンバーが楽しければ、聞く人にも楽しんでもらえるはず」と思いを一つにしている。
フルートを持っていることを条件に年齢、性別、演奏歴を問わず会員を募集。月会費1000円。入会申込み、問合せは浮田会長Tel43・3562(午前9時〜午後9時)。
掲載紙面(PDF):
2008年8月9日(1807号)1面 (7,668,174byte)
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