赤穂民報

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貯金情報入った端末を3週間紛失

2014年10月24日

 赤穂市有年横尾の兵庫西農業協同組合有年支店(竹元康久支店長)が顧客の貯金情報などが入った携帯用端末1台を3週間以上にわたって紛失していたことが24日までにわかった。
 同組合コンプライアンス統括室によると、端末を紛失したのは渉外係の男性職員。9月29日、集金業務のため支店を出発した後、端末がないのに気付いたという。竹元支店長が事態を知ったのは1週間後の「10月6日夜」。その翌日に警察へ届け出た上で、8日に本店を通して監督官庁の兵庫県へ報告した。端末は今月22日、支店敷地内の植え込み付近に落ちているのを別の職員が発見したという。
 端末には37世帯114人分の個人に関する情報が入力されており、うち20件は口座番号や預金残高など集金先の情報だった。閲覧にはパスワードと担当者本人の指紋認証が必要で、仮に中にある記憶媒体を抜き取られたとしても、「暗号化処理をしているため、情報が漏えいすることはないと認識している」(同室)という。同組合は「お客様に心配をかけないように」との理由で顧客への通知は行っていなかったが、10月24日になって支店に張り紙を掲出。37世帯へのおわび訪問を始めた。 
 今回の事態を受けて、同組合は端末をかばんにストラップでつなぎ止めることを義務付け。個人情報管理に関する研修を実施したといい、「これまでの情報管理の甘さ、事の重大さを痛感している。今後はより一層の管理強化を図り、再発防止に努めたい」と話している。
 なお、同支店は今月23日の赤穂民報の取材には「なくしたのは職員個人の携帯電話」と虚偽の回答をしていた。この点について同支店は24日、「隠蔽するつもりはなかったが、取材対応が適切でなかった。申し訳ない」と謝罪した。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2014年11月1日(2110号)3面 (11,736,104byte)


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コメント

昔、三和銀行の伊藤素子が、端末操作で一瞬で一億余りの横領をしたと思うが、支店長が紛失に一週間も気づかんのやったら横領のし放題やないか。
大丈夫か。
全中は農協の指導、監査をしとると、テレビで流れとったけどどんな指導をしとるんや。
農協は農業だけしとったらえんや。

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投稿:いのしし 2014年11月06日


お粗末信用出来んわ

その職員首やわ
一般の会社なら首やで
そんなの生きのこってたらおかしいわ
農協は男性の処分どうなんかな?

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投稿:ペパーミント 2014年10月28日


お粗末の一言。有年ではすでに多くの人が知っていた不祥事ですのに嘘をついて逃れられると思ったのでしょうか。こうしたトラブルが発生したときの対処や行いを見れば、その企業や団体、人物の器が浮き彫りになります。

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投稿:オンブズマン 2014年10月25日


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