2014年11月13日
高野の安定型産廃最終処分場建設計画について、反対の立場を取る市民グループ2団体が13日、赤穂市議会へ陳情書を提出した。11月議会で審議される見通し。
「赤穂の環境を守る会」(川西康行・世話人代表)と「赤穂のごみ問題を考える会」(上杉泰子代表)が連名で重松英二議長宛てに陳情した。
陳情書では、計画地から放流された水が千種川から瀬戸内海へ注ぐことを指摘。「水質汚染が懸念され、市民の生活と健康に重大な影響を及ぼす」「実害と風評による経済活動の低下など赤穂市は様々なリスクを負う」などとして、処分場設置に反対する意見書を県知事へ提出することを議会に求めている。
また、両団体は同日、福浦地区で計画がある管理型産廃最終処分場への賛否などを問う「公開質問状」を来年1月の赤穂市長選に立候補を表明している3陣営に渡した。1週間以内の回答を求めており、「各候補者の見解として公開したい」(川西氏)と話している。
[ 社会 ]
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2014年11月15日(2111号)1面 (14,433,945byte)
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