2014年11月29日
赤穂高校定時制の生徒たちが交通安全を願って作った「ひょうたんストラップ」
赤穂高校定時制(播木良行校長)の生徒たちが、学校で栽培したひょうたんを材料に交通安全ストラップを手作り。12月1日(月)午後4時から新田の検問所でドライバーに配布する。
働きながら学ぶ生徒が多い同校定時制では自動車やバイクの運転免許を所持する生徒が少なくなく、「交通安全運動で地域貢献することで、自分自身の安全運転意識も高めよう」と取り組んだ。
材料のひょうたんは、総合学習で園芸コースを選択した生徒15人が春にプランターに種をまいて育て、9月に大小約200個を収穫したもの。そのうち長さ2〜7センチほどの小ぶりな個体を選び出し、マーブル柄に塗装した。
口の部分にドリルで穴を開けてストラップ金具、校章と「交通安全」の文字が入った札を取り付け、100個を完成させた。3年の杉原優姫さん(17)は「一件でも事故がなくなるのに役立ってほしいです」と話していた。
残った大きめの100個は12月14日(日)の義士祭当日、武家屋敷公園に設けるブースで来場者向けのストラップ製作無料体験に活用する。無料体験は午前10時から。なくなり次第終了。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2014年11月29日(2113号)3面 (13,312,790byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。