赤穂民報

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「彼女の親の治療費」振り込め詐欺で100万円被害

2008年08月11日

 8月10日、赤穂市内の80代女性が「振り込め詐欺に遭った」と赤穂署に届け出た。警察がすぐに振り込み先の金融機関に照会したが、振り込んだ100万円はすでに引き出されていた。
 同署によると、7月29日、被害者宅に“息子”を名乗る犯人から「携帯電話をなくして番号が変わった。人から借りた180万円を返さないといけない」と1回目の電話。
 翌30日にも同じ人物とみられる男から「付き合っていた彼女の親の入院治療費が必要なので振り込んでほしい」と求められ、女性は1日に市内の銀行から指定された口座に100万円を振り込んだ。
 9日に女性が実の息子に電話し、詐欺に遭ったことが発覚。翌日に警察へ被害を届けたが、すでに金は引き下ろされていた。
 女性は一人暮らし。最近、振り込め詐欺が続発しているのを知っており、振り込む際も窓口の行員から「詐欺ではないか」と注意を受けたが、「息子に間違いない」と信じ込んでいた。
 赤穂署管内では6月下旬から類似の事案が急増。6月27日には尾崎の60代女性が100万円の被害に遭っている。
 同署は「電話番号が変わったなど、不審な電話がかかってきた場合は、必ず元の番号に電話をかけて確かめてほしい」と注意を促している。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2008年8月23日(1809号)1面 (7,667,133byte)


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