2014年12月08日
感動を呼んだ忠臣蔵オーディオ・ドラマ
市民キャストによるオーディオ・ドラマ「大石内蔵助」が7日、上仮屋の赤穂大石神社で上演された。台詞と音響効果だけで忠臣蔵のストーリーを表現。熱の込もった演技に観客約100人が聴き入った。
今年3回目。堀部安兵衛の生誕地、新潟県新発田市出身の脚本家、杉山義光さん(71)がシナリオを提供した。能楽堂舞台で義士はっぴを着た声優16人が立ち替わりマイクの前に立ち、浅野内匠頭の切腹から討ち入って本懐を遂げるまでを約2時間にわたって熱演した。
今年8月から週1回の稽古で本番に備えた出演者たち。感情を込めた迫真の演技に聴衆は目を閉じて聞き入り、物語に浸っていた。観光で神社を訪れてたまたま立ち寄ったという岐阜県多治見市の長谷川伊勢松(いせまつ)さん(65)は妻の恵子さん(55)と最前列で観賞し、「プロの方かと思う演技力で、涙が出ました」と目元を拭っていた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2014年12月13日(2115号)3面 (11,813,801byte)
コメント
ラジオで聴くオーディオドラマ そのものでした。帰りが遅くなりましたが よい思い出ができました また赤穂を訪ねたいです。
投稿:長谷川伊勢松 2014年12月08日
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