2014年12月08日
「歓喜の歌」を高らかに合唱したハーモニー第九合唱団
2年に一度結成される市民合唱団がベートヴェンの名曲を歌う「第九演奏会」が7日、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホール大ホールであり、団員約85人がオーケストラに乗せて歌声をホールに響かせた。
ホールの開館を記念して平成6年に初演されて以来11回目。7月に結団式があり、20〜90代の団員が週1回の練習を重ねてきた。
客席から約870人が見つめる中、ステージのひな壇に整列した団員たちは、テレマン室内オーケストラの延原武春氏が振るタクトに合わせて大合唱。太く力強い男声と伸びやかな女声が交響楽団の演奏と相まった。
演奏後は聴衆からの大きな拍手が鳴り止まず、初めて参加した主婦、戸塚いづみさん(50)=たつの市揖保川町=は「みんなの声やオーケストラが一つになる感覚に感動しました」と余韻を味わっていた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2014年12月13日(2115号)4面 (11,813,801byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。