赤穂民報

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小学生ガイドが観光客をおもてなし

2014年12月11日

  • 義士学習の成果を活かして行った塩屋小6年生の観光案内

    義士学習の成果を活かして行った塩屋小6年生の観光案内

 塩屋小学校(小山寛校長)の6年生児童99人が11日、義士学習の成果発表を兼ねた観光案内を実施。花岳寺や武家屋敷公園などゆかりの史跡9カ所に分散し、観光客に寸劇や紙人形劇を披露した。
 「赤穂城に天守閣がない理由」「萱野三平はなぜ自害したか」など班単位で設定したテーマについて調べ学習に取り組んだ児童たち。仮説を立てて検証した過程と結果をわかりやすく伝えようと、シナリオや演出を工夫した。
 大石内蔵助ら義士の思想に影響を与えたとされる儒学者の山鹿素行、家老職にありながら開城前に逐電した大野九郎兵衛にスポットを当てた発表もあり、興味を持った観光客が足を止めて耳を傾けた。
 赤穂大石神社で発表した竹一由菜さん(12)は「うなずきながら聞いてくれて、うれしかった」。京都市山科区から夫婦で旅行に来ていた下窪義治さん(72)は「子どもの頃から歴史をよく勉強していて、さすが義士の地元ですね」と感心していた。


文化・歴史子供ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2014年12月13日(2115号)3面 (11,813,801byte)


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