2014年12月18日
交流先の小学校へ贈る丸もちを袋詰めする高雄小5年生児童
東日本大震災後に励ましの手紙を送ったことをきっかけに岩手県久慈市の小学校と親交がある高雄小学校(有田次秀校長)は17日、学校田の収穫米で作った丸もちのプレゼントを交流先の久喜小学校へ発送した。
「おもちを食べて元気を出してほしい」と震災の年に始まったプレゼントは4回目になる。久喜小からは手作りのリサイクル石けんや学校紹介DVDが届くなど交流が続いている。
今年も全校児童で田植えと稲刈り。育苗や施肥の世話をした5年生22人がもち米約14キロで丸もちを作って3個ずつ袋詰め。「おいしいのでみんなで食べてください」「食べて寒さを吹き飛ばして」など手書きのメッセージカードを同封した。
久喜小の児童と教職員の全員に行き渡るように約70セットをラッピング。夏休み中も田んぼの草抜きに登校したという圓光令那(れな)さん(11)は「みんなに笑顔で仲良く食べてほしい」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2014年12月20日(2116号)3面 (13,660,717byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。